出して入り口を意識しておく

なんのこっちゃ と思われましたか

お釈迦様のお話です
托鉢に向かう弟子達にお釈迦サマはこう言います

「お金持ちの家を回ってはいけません
貧しい人々の家を回って托鉢をしてきなさい」

なんということでしょう
なぜだと思いますか?

お釈迦サマはこう言います

貧しい人々というのは 
自分が貧しいので人に施しができないと
”思い込んで” 今まで施しをしてこなかった人です
だからこそ 貧しさから抜け出せないでいる

話が少しズレますが
紙幣、貨幣の ”幣” という漢字
これは ぬさ とも読みます

ぬさ ってなにか
神社でお祓いをするときに神主さんが振る
あの白いやつです

紙幣、貨幣を使う(払う)は
祓うことにつながる

托鉢も、施した方が 「ありがとう」と言う

これが ”喜捨” という
お釈迦サマの教え
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貧しい人が、なぜ貧しいのか
それは 自分にはない という思い込み
不足、不安からくる使い込み

逆に言えば、豊かさの循環に入れるように
出させてあげる
それが托鉢です

これはお金だけの話ではありません
愛、感謝、関心、仕事、意識
すべてにつながります

私は詐欺にあったことがありますが
詐欺師の方は、
この仕組みを無意識に熟知していたと思います
途中でこの循環を断ち切るのが詐欺師です

腹が立つを通り越して
「おみごと!」と言いたくなります

この頃、大事にしていた腕時計の針が
止まったこともありました
すべてが逆回転

不調和に調和していました
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ないからできない
ないから出せないではなく

出すことで、そこにある豊かさに気づく
受け取ることができる

まっすぐ手を伸ばして
受け取っていいんだと

出すことで、受け取ることを知ります

豊かさのループにこうして
入っていけばいいんだと

そして出すことばかりで受け取らない
受け取る事ばかりで与えない

このバランスも大切です
だから、出すことで入り口を意識しておく

このスタンスに、この循環に
入ればいいんだと、調和するんだと
そんなことに気づいた瞬間でした

皆様の命を応援しています

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

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