ちゃんとお母さんしなきゃを手放す日

親になった瞬間から
私たちは、 「ちゃんと育てなきゃ」という
思いを背負いがちです

ちゃんと栄養をとらせなきゃ
ちゃんと勉強させなきゃ
ちゃんと社会でやっていけるようにしなきゃ

私も悩み、苦しんだひとりです

でも、その ”ちゃんと” の下には
私がちゃんとしないと、この子は幸せになれない
という不安が隠れていることがあります

先日、妊婦さんのヒプノセラピーの映像を観ました

そこに登場した赤ちゃんは
こんな風に言っていたんです

「母親になろうとしないで
ただそのままで
ママは自分の人生をまっすぐに生きて
私はそれを見ているだけで
愛、光、楽しさすべてもらえるから
そんなママの横にいたいだけ
ママが笑っているのが一番嬉しいんだ」

その言葉を聞いて胸の奥が
じんわり温かくなりました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子どもは 立派な親 を求めて
生まれてくるわけじゃありません

ただ、大好きな人のそばで
愛を感じていたいだけ

親が完璧じゃなくても
失敗しても
スーパーのお総菜の日があっても
四角い部屋を丸く掃いても
洗濯物をたたむのが下手でも

笑って 「ま、いっか」 と言える
空気の中でこそ
子どもは安心して育っていきます

安心空間で失敗を繰り返しながら
成長できます

お母さん、お父さん
ちゃんとしなくても大丈夫です

むしろ 「ちゃんとしない日」を
つくるのもありじゃないですか

家事を半分にして
子どもとゴロゴロお昼寝をして
おやつを一緒に食べながら
たわいもない話をして

その時間が子どもにとっての
「幸せの記憶」 に
なるんじゃないでしょうか

ちゃんとやろうとしすぎて
イライラするより
自責の念にかられている親の姿を見るより
よっぽど建設的です

きょうも、そのゆるさに拍手を

あなたは、今日どんな
「ちゃんとしない時間」を過ごしますか?

あなたの子育て、親育ちを応援しています

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

コメントはお気軽にどうぞ