ブッダの毒舌
高橋 友里安一冊の本をご紹介します
「悟った人」と聞くと、優しく穏やかで
すべてを許して微笑む存在を
思い浮かべるかもしれません
カウンセラーを探すとき
そんな雰囲気を醸し出す人を探しますか？
そしたら私は少し当てはまらないかもしれません
ごめんなさいね 笑
話は戻って
この本に散りばめられた言葉たちは
そのお釈迦様のイメージをあっさり裏切ります
お釈迦様の逸話に
こんな事があります
「何を悟ったかって、
悟ったところで
人の悩みはなくならないってことを悟った」
笑えます
そんなお釈迦様をもっと深掘りしてみたいと
今回、この本を購入
愚かさを鋭く突き刺す言葉
遠回しに誤魔化さずに真実だけを切り出す姿勢
そして容赦のないユーモア
でも不思議なことに
その痛快さの奥には
限りない慈悲と深い洞察が流れています
なぜ私達はこんなにも苦しむのか
なぜ同じ事ばかりを繰り返してしまうのか
何を手放せば自由になるのか
この本は、私達がまとっている
薄っぺらな常識や被害者意識を容赦なく脱がせ
まるで催眠を解くかのように
「本当はどう生きたいのか」という
問いを突きつけてきます
読んでいて痛い
でも読み終わったとき
なんだか笑えて、自由な気持ちになる
お釈迦様の違う側面を感じる一冊
悟った人だからこそ言える ”毒舌” に
触れてみてください
こんなにも痛快だったのか～
こんな側面をもったお釈迦様
ファン化が加速しそうですね
芸術新聞社より
平野純監修で出ております
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