怒っていたのは私だった(毒親育ち) 1

虐待ネタです
刺激が強く感じられる方はスルーしてください

親を責めるためでもなく
自分が被害者だと言いたい訳でもなく

ただ、何が起こって
そこからどうなっていったのか

この話が誰かの力になればと思ってシェアします
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今日も隣の家ののんちゃんと公園で遊んで家に帰る
のんちゃんは一つ上のお姉さんで幼稚園も一緒

ばいばーい
玄関先で別れる
彼女は家に入っていった

私も、玄関の引き戸を開けようとするがカギがかかっている
身体中がこわばる

"また始まる"

カギがかかっているってことは
ハハの機嫌が悪いということ

締め出しをくらう
もちろん戸をたたいても、呼び鈴を押しても
ハハは出てこない
あたりは暗くなっていく
冬場だと寒さにもやられる

どこに放り投げられるのだろう
不安と怖さしかない4歳
しょうがないので物置の戸を閉めて暗闇に座っておく
アタマがくらくらして身体がどんどん硬直していく

そのうちに物置の戸が開く

ワタシ 「ごめんなさい…」
なんで自分が謝っているのかわからないが
一応言っておく

家の中に入ると
今度は台所にたったまま
訳のわからない説教が始まる
帰りが遅いとか、おまえの動きはノロいとか

ワタシはだんだん立ったまま気が遠くなっていく
彼女が手に持っているお玉でピシャッと
お鍋のお湯をかけられたり
蹴りが入る

毎日なんでこんなことになるのか
隣ののんちゃんと同じ事をしているのに
なんで自分はこんなに怒られるのか

よくわからないまま
惨めな気分になって
一日が終わる

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

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