”ちゃんと”という言葉の曖昧さ

家庭や学校、仕事場で言われたことありますか?

「ちゃんとやってください」
「ちゃんとしなさいよ」
「なんでちゃんとできないの?」

ぐさっときますよね
たとえ、状況の説明があっても
「ちゃんと」という曖昧な表現は
自分の存在そのものを否定されたように
感じることがあります

その対岸には
「ちゃんと出来てないかも」っていう
こちら側の罪悪感があったりする

多くの場合、「ちゃんと」という言葉は
基準がハッキリしていないので
受け取る側が自分で勝手に想像してしまう

過去に「失敗してはいけない」
「ちゃんとしなさい」と言われ続けた経験が
ある人はさらに強く反応します

アダルトチルドレンあるあるかもしれません
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そんなときどうしたらいいか
整理してみましょう

・事実と感情を分ける
・この場合の「ちゃんと」って具体的に
 何を意味してるか自分に問う
・もし余裕があれば、相手に
 「具体的にどうすればいいですか?」と聞く

あなたが悪いわけではなく
ちゃんと という言葉がもともと持つ曖昧さが
心を揺さぶっただけ

自分が ”反応しているな” と気づくだけでも
大切なステップです

そもそも ちゃんとするって
どういうことよって思いませんか?
ちゃんと細胞分裂したから、生まれて来れたわけで
ちゃんと呼吸してきたから生きてこれたわけで

これ以上 何をちゃんとするんでしょう

”ちゃんと”の呪いにかからないよう
お気をつけくださいませ

あなたの命を応援しています

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

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