逃げ方がわからない

「嫌なときは逃げてもいいよ」
「自分を大切にしてね」

援助者から散々言われていませんか

でも ”どう逃げればいいのかわからない”
そう感じる人もいるのではないのでしょうか

かつての私がそうだったと
その感覚を忘れていました
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エレファントシンドローム
サーカスの象が、杭につながれて育つと
大人になって力がついても
その杭から逃げようとしない

私達も同じで
「逃げられない」という思い込みの杭に
心が縛られてしまう

子どもの頃のワタシは
逃げたいと思っても動けなかったし
どこに助けを求めたらいいのかも
わからなかった

逃げたら怒られる、見捨てられる
誰も味方がいない
そんな風に思いこんで
身体も心も重たく
ただ、その場で耐えるしかなかった
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けれどある日
「逃げてもいいんだ」と気づく瞬間があった
それは怒りが発端だったのだけれど

方法はひとつじゃない
立ち止まることも、誰かに助けを求めることも
静かに距離を取ることも
「逃げる」方法のひとつ

それは弱さじゃなくて
自分を守る、大切に扱うための
勇気ある選択だと思うのです

”やりたくないことはやらない”
ということも
やってみてくださいね

本来、地球で
「どうしても今日中にやらなくてはいけないこと」
なんて何もないのですから

そして感じるままに動けたら
自分を賞賛してあげてください

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

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