鳥の目

私はバスの屋根に椅子ごと座っている
どんどん どんどん
いすがエレベーターのように上がって
空から下を見渡している

スライドしていく車に
結婚式を迎えたキレイなお嫁さんがいた

とても幸せそうだった

またある人は
黒い服を着て
別れを迎え、うなだれている人だった

そんな様々な営みを
空から見ながら

私は胸を痛めている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな夢だった

巷でよく言われる
鳥の目

俯瞰しているんですね

幸せも不幸も
大切な大切な営みを見ながら

結局胸が痛んでいる

嬉しくては心がふるえ泣き
哀しくては泣き

祈るような想いで
朝を迎えるのです

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

コメントはお気軽にどうぞ