「もういいんだって」から始まる物語
高橋 友里安「もういいんだって」
彼女はよく言っていました
職場の同僚でした
震災で旦那さんが行方不明になっていました
忽然といなくなってしまった
遺体も見ていない
死亡届を出す気にもならないと
よくこぼしていました
探したっていないよ…
その時の彼女の「もういいんだって」は
諦めや、やりきれない気持ちが滲んでいました
その彼女は最近、パートナーが出来たそうで
私は本当に嬉しかったんです
そして彼女は、また言います
「もういいんだって」
その言葉は、彼女自身が今までの事を手放す覚悟と
前を向く決意が同時に込められているようでした
最近の一番嬉しかったニュースです㊗㊗㊗
聞かせてくれてありがとう🙂🙂
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