月をさす指
高橋 友里安美しい月夜
「ほら～～あそこ！」って
指をさすと
大体その先にある月を見ますよね
だけど
カウンセラーをしていると
たまに違うことが起きてきます
カウンセラー(少なくとも私は)
基本アドバイスはしません
なぜかというと
”答えは自身の中にある” からです
アドバイスは時に邪魔になってしまうのです
(それでもどうしてもアドバイスが欲しいという方は
言ってくださいね)
ここでいう ”月” は
本当に伝えたいこと(本質)です
月を観てほしいのです
だけれど
さしている指を見てしまう方がいます
ここでいう指は
ノウハウとか手段ですね
どうしたら苦しみから逃れられるか
どうやったら這い上がれるか
簡単にどうにかならないか
私達の発信する言葉は
本質を知るための
ただの 「道標」 にすぎません
心の患部やわだかまりは外科手術みたいに
切ったり貼ったり整えたりして
直してあげることができないのです
ただただ
安全で安心できる場所を提供して
サポートを
伴走をしているだけなんです
だから
こちらが指している指を見ていても
たぶん解決、回復しません
このブログも 単に ”月をさす指” なんです
こんなのがあるよ？
それともこう？
淀んだ水面に
小石を投げて
すこしずつ水面を揺らしていくように
すると
読んでいるうちに
あ、わかった！
ということが起きてきます
さした指の先にある ”月” は
どんな世界なんでしょう
あなたはそこに何を観ますか？
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