初めてのひとり旅は3歳 追記
大きい公園に行くときは
だいたい幼なじみの家族も一緒にいた
隣の家ののんちゃん
まあちゃん
ひろみちゃん
かなえちゃん
ひーちゃん
このあたりまでは覚えている
これは幼稚園を卒園するまで続いた
私はまーちゃんのお母さんが好きだった
いつも真っ赤なセーターを着ていて
陽気で豪快な肝っ玉母ちゃんという感じ
この人の子どもになりたいと思っていた
この人は自分の子ども(まーちゃん)だけでなく
子どもを皆、抱きしめてくれる人だった
ペダルカーを漕いできた私を抱きしめてくれたことを覚えている
ただこの時だったのかはわからないが
うちのハハは口を真一文字にしている印象しかない
自分の思い通りに私が動かないと
とても不機嫌になるハハ
そして、皆と別れて歩き出すと途端に黙りこむ
嫌な気配しかない
遊びの帰り道
そしてそれは
家に着くと爆発し
モノにあたる、文句が出る
不機嫌エネルギー満載で食卓につき
アタマを小突かれ
私が屈辱を感じるまでつきあわされる
楽しかった記憶がすべてパーになる
いつもこのパターン
そのおかげで
私の潜在意識の奥の方に
”思いきり楽しむと嫌な事が必ず起きる”
という信念が擦り込まれた
パブロフの犬ではないけれど
この繰り返しで思い切り楽しむことを
いつしか封印してしまった
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