ママ誕生

二十数年前の今日、私は出産していた
敢えて母目線で誕生を記してみようと思う

前日に友人の家に招かれ、夕食を楽しんだ後
皆はクラブへ遊びに行くと言い出した
この時すでに22時

友人のお母さんが居てくれたので
2週間後が出産予定日の私は、この場所でそのまま休ませてもらうことに

皆を見送ってお布団へ
下腹に違和感があったが、はしゃぎすぎてお腹が張ってるとしか思えなかった

深夜0時頃になって異変
本陣痛だったが

陣痛ってものすごく痛いものだと思い込みがあったので
まだまだかかりそうだなと
朝に産院が開くのを待つことに。

が、遅かった

すぐに友人の母君を起こし
車を出してもらう

危うく車の中で産みそうになったが

この友人の家と産院が同じ町内にあったこと
1年前にお孫さんが同じ産院で生まれていて、緊急窓口がどこにあるか彼女が知っていたこと
夕食をこの日好きなだけ食べ、体力温存していたことが幸いとなり

産院に着いてピンポンを押したのが0時35分

緊急は2階へ
手でお腹を抱えたまま
私は階段を駆け上がったそうです (友人母後日談)

2階へ上がると、私が信頼していた
もたいまさこ似の笑顔がステキな婦長さんが
大手を広げて待っていてくれた
おぉ~~っ 良かった~

すぐに分娩室へ
看護師さん助産師さん達の鮮やかなチームワーク!
はいっ

0時47分
3090グラム 男の子です

あっという間だった 約10分 笑

女性の身体って神秘だなと思う

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友人達は夜遊びして帰ってきたら
息子が生まれていたので
驚いていた

息子は
どこに来たんだ? という表情で周りをぐるっと見ていたそう

「3090グラム! 消費税込みちょうどだね」
(この時、日本の消費税はまだ3%だった)

なんて話をしたり

「なんでもっと早く来なかった~?」と
婦長さんにお叱りをもらったりして

夜が更けていきました

母になった日の朝焼けを思い出します
シングルマザーでのスタートでした

投稿者プロフィール

高橋 友里安
高橋 友里安くれたけ心理相談室(庄内支部)心理カウンセラー
幸せの宝探しをお手伝いいたします。そして、ご自身の中に深い深い安堵感が得られるまでサポートいたします。 心理カウンセラー 高橋 友里安

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